ITビジネス勝者がやっていることとは

ITバブルの熱狂について

どんな事柄でも異常な投機熱が発生するとそれがバブルという現象を生みます。
ごく最近、起きたバブルと言えば、アメリカの住宅バブルですが、住宅バブルはそれほど良いことはないです。
要するに住宅の値段が高騰するだけであり、一般人的にはまったくメリットがないことであり、国としてもそんなに良いことではないのです。
しかし、良いバブルがあることもあります。
その一つがITバブルというものであり、アメリカでも日本でも発生したことがあります。
IT関連企業の株価が高騰して、様々なIT事業に投資が集中したのですが、中でも面白いのは特にIT企業でもないのに株価が上がったところがある、ということです。
バブルの余波で高くなったわけではなく、IT企業のような名前であるから、という理由で買われていたのです。
アメリカではこれを揶揄してドットコムバブル、と呼んでいます。
要するに会社名にドットコム、とついていれば、事業内容はなんであれ株価が上がった、と言っているわけです。
日本ではそうしたことは特になかったのですが、事業内容がそれほど重視はしていなかった、ということに関して言えば似たようなものです。
しかし、これには役に立った側面がないわけでもないのです。
バブルによってその時代には分不相応な技術に対しても投資が集中したのです。
例えば、動画配信をするIT企業などのことです。
当時はまだ通信回線が脆弱で動画を定期的に配信することはかなり難しいことであり、たとえ企業側がそうしたサービスを提供出来ても、受け取る側のユーザーのパソコン、通信回線がそこまで発展していなかったのです。
しかし、このときにそうした企業に投資したことによって、今のITインフラが構築されるようになったのです。
当時は採算が取れないものであったとしても今ではかなり役に立っていることがあるのです。
バブルで異常な投機熱が発生するのはあまり良くないのですが、後々の技術発展に寄与することはあるのです。